PHPのバージョンアップは慎重に!
WordPressを使用している方で、「PHPの古いバージョンがサポート切れ」や「PHP7は速い・性能が向上しているみたい」とかの理由でPHPのバージョンを上げようとしているそこのアナタ!
使っているWordPressのバージョンは上げようとしているPHPのバージョンに対応していますか?
プラグインは大丈夫ですか?
大丈夫という方でもバックアップは必ず取得しましょう!
WordPressのログイン画面で500エラー発生
今回、古いWordPressで動いているサイトのPHPのバージョンアップ依頼を受けました。
似た環境を作って試したときは大丈夫だったのですが、いざ本番ということでPHPのバージョンを上げてみたところ・・・アレ?
サイト自体は特に問題なく表示されているのですが、いざ管理画面にログインしようとしたところ「500エラー」。
はい。画面真っ白私真っ青です。
一応基本的な説明になりますが、500エラー(Internal Server Error)はサーバ内部でエラーが発生しているというものです。まあプログラム処理上で問題出てまっせーってことですね。
まあよく見るエラーではありますが、多少調査が面倒くさいエラーです。
原因と対処方法
ぶっちゃけ今回は沼りましたw
対処が終わってこの記事を書いているのですが、今夜中1時を超えてます(^-^;
一応最終手段としてはPHPバージョン戻しやバックアップから復旧とかでなんとかなると思ってたんですが、別の問題が出てもいやなので目の前の問題を解決することに集中。
調べた結果、今回管理画面に入れなかった原因は「wp-login.php」ファイルの「wp_signon」の記述に問題があったからでした。
元の「$user = wp_signon( ”, $secure_cookie );」を「$user = wp_signon( array(), $secure_cookie );」に修正。
無事ログイン画面が表示され、管理画面にアクセスすることができました!
まとめ
終わってみたら簡単だったんですが、何故か対応中ってなかなか気づけないんですよね~w
一応、wordpressやプラグインとPHPのバージョンをチェックするプラグインもありますので、作業前にはそちらを入れてもいいと思います。
もしくはPHPをデバッグモードにしておいてエラーコードの詳細を出させるとか。
まあ、心の安静のためにも何か作業の前にはバックアップ取得は必須ですね!
同じような事象でお悩みの方に今回の記事が参考になれば幸いです。
ちなみに、、、ログイン後プラグイン側で別のエラーが出たことはまた別のお話w
さあ、今日は寝れないぞ~!